3月22日主日礼拝の説教要約です。
あくまで一信徒による要約ですので神学的に間違った解釈を
している場合もあり得ます。その点はご容赦いただきたく思います。
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説教要約3月22日「試練の中の確信」
創世記39章7~23
ヨ セフは銀貨20枚で奴隷として売られ、エジプトの地に連れて行かれました。そこでポティファルの奴隷としての新しい生活が始まりました。ヨセフはポティ ファルの下で忠実に仕事をし、彼の全幅の信頼を得ました。ポティファルはヨセフに家の全財産を任せるようになりました。聖書は、「神がヨセフと共にいて下 さったのでヨセフは幸福なものとなった」と語っている。ヨセフは奴隷でありながら同時に成功者ともなりました。
ヨセフは順風満帆のように 見えました。しかし、そこに試練がやってきました。ポティファルの妻がヨセフを誘惑して「私と寝ておくれ」と言ったのです。この「寝ておくれ」という表現 はヘブル語では命令形です。「私と寝なさい」とヨセフは命令されてしまったのです。つまり、現代で言えばセクシャルハラスメントを受けた、ということにな ります。これはヨセフにとって大きな試練でした。現代の会社に例えれば「断ればクビ、良くても左遷」という状況です。しかし、ヨセフは毅然としてこれを断 りました。なぜならヨセフは誰よりも裏切られる心の傷を知るものであったからです。神を裏切り、傷つけることなど、ヨセフにはできなかったのです。しか し、10節に「毎日、ヨセフに言いよった」とあるように、ポティファルの妻はしつこくヨセフに迫りました。あるとき、彼女はヨセフの上着をつかんで彼に迫 りました。ヨセフは上着を脱ぎ捨てて逃げましたが、彼女はその上着を「証拠」として「あのヘブル人が私と寝ようとして入ってきた」と、偽証しました。これ を聞いたポティファルはヨセフをエジプトで最も厳しい監獄に入れました。ヨセフは理不尽にもまたもどん底に落とされてしまったのです。
し かしここにも神の摂理がありました。ヨセフは監獄の長の信頼を勝ち得て、そこのすべての囚人の管理を任されました。神の守りはとことん、どこまでも及ぶの です。神は「守る」と決めたものを途中で見放す方ではありません。この試練は神がヨセフを訓練し、聖別するためのものであったのです。
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教会の桜は五分咲きくらいです。来週は満開か、散り始めくらいですかね。
いずれにせよ、美しいイースターを迎えられそうです。あとは天気がいいことを願うばかりです。
それではまたいずれ。主にありて。