7月26日主日礼拝の説教要約です。
あくまで一信徒による要約ですので神学的に間違った解釈を
している場合もあり得ます。その点はご容赦いただきたく思います。
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説教要約7月26日「驚く恵み」
創世記48:1~14

「Amazing Grace」はノンクリスチャンの方にもなじみのある賛美歌の一つでしょう。このタイトルを日本語に訳せば「驚くべき恵み」となります。どんなに優れた音楽家であっても本当に驚くべき神の恵みを体験していなければ、真の賛美歌を作ることはできません。神が自分の人生にどれほど驚くべき恵みを施して下さったか、これを知る者こそが本当に心からの賛美を捧げることができるのです。

創世記48章には、神様がヤコブの生涯に対して、どれだけの驚くべきことをして下さったかが記録されています。ヤコブがカナンからエジプトのゴシェンに移住してすでに17年が過ぎ、ヤコブには死の時が近づいてきていました。ヤコブは病床で人生を振り返り、神に感謝する日々を過ごしていました。

ヨセフは医師から「あなたのお父さんは病気です」と告知を受けたので、父を看取るために二人の息子、マナセとエフライムを連れてやってきました。ヨセフの気持ちはどんなに重かったことでしょう。しかし彼は父の姿を通して「人生とは何か」「死とは何か」を息子達に見せたかったのです。またヤコブから祝福を受けたかったのです。

ヤコブは力を振り絞って杖に頼りつつ起き上がり、二人の孫を祝福しました。この祝福はアブラハム契約の内容を以て行われました。これによりアブラハム契約の祝福はマナセとエフライムに継承されました。そしてヤコブはこの二人の孫を自分の直接の養子としました。これに伴って、もともとヤコブの息子であった長子ルベンとシメオンは兄弟の枠から外され、長子の権利はヨセフに移動しました。

どうしてヤコブは二人の孫を直接の養子として迎えたのでしょうか。ヤコブの息子12名のうち、ラケルが生んだ子供はヨセフとベニヤミンの二人です。ヤコブの妻は4人いましたから、12を4で割って3名を加える必要があったのです。そこでヤコブは、ヨセフを除いてエフライム、マナセ、ベニヤミンを加えたのでした。

ヤコブは養子に迎えた二人の孫の頭に手を置き、再度祝福しました。しかも交差して祝福しました。神様の祝福はこのように、最も小さなものに与えられるのです。

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昨日の日曜日は、久しぶりにがじゅまるさんのランチを食べました。ここ最近、がじゅまるランチの時に限って礼拝に参加できずにいて、ブログに上がる写真を見ては「うまそうだなー、じゅるる」と舌なめずりばかりしていたのですが、昨日は本当に食べられて嬉しかったです。しかも冷製パスタなんてオシャレなものはなかなか自分では作りませんからね。「やっぱり教会っていいとこだなー」と、単純に思いました。ツナとトマトを混ぜるだけであんなに旨いなんてこれこそ「驚くべき恵み」ですよ、まったく。ごちそうさまでした。ではまたいずれ。主にありて。マロでした( ・ิω・ิ )/