信者でなくても礼拝に出席できますか?

教会はすべての人に開かれています。神様はすべての人を愛しているからです。誰が礼拝にやってきても神様は諸手を挙げて歓迎して下さいます。現在クリス チャンとして教会に集っている人達も、みな最初は信仰を持っていなかった人達です。ですからどうぞ気兼ねなく参加してみて下さい。

教会に行くには入場料等の費用がかかりますか?

入場料や参加料などは一切ありません。献金はありますが、これは各々の自由な意志によるものですので決して強制ではありません。ご用意がなければしなくても構いませんし、していただける場合も金額は10円でも1円でも構いません。

教会に行くと献金をしなければならないのですか?

献金は神様の恵みに対する応答であり、「私はあなたに身を捧げます」という献身の意思表示でもあります。ですからクリスチャンは皆、自分の意志で献金をし ますが、それは強制ではありませんし、誰がいくら献金したか、ということは分からないようになっていますので、用意のない場合はしなくても大丈夫です。ま た、「相場」というのもまったく決まっていませんので10円でも1円でも、お心があれば十分です。

教会には何を持っていけばいいのですか?

礼拝には「新改訳聖書」と「新聖歌」を用いますが、お持ちでない方には貸出をしておりますので、手ぶらでいらっしゃっても大丈夫です。

礼拝にはどのような服装で行けばいいのでしょうか?

普段着で大丈夫です。多くの教会員も普段着で参加しています。ただし、やはり神様の御前に出るのですから、あまり露出の多い服装や常識を外れた服装は避け ていただいた方が良いかとは思います。午後の活動にも参加なさりたい場合は、ある程度動きやすい服装の方が良いかも知れません。

礼拝ではどの席に座ればいいのでしょうか?

教会には上座も下座もありませんので、お好きな席に座っていただいて構いません。初めての方の場合は受付の者が適当な席までご案内いたします。

礼拝の仕方が分からないのですが・・・

礼拝中に何をしていいのか分からない時は、近くにいる教会員に気軽に尋ねて下さい。でも多分、教会員の方から「聖書はここですよ」とか「次の歌はこれです よ」とか声をかけてくれると思います。万一、何か間違ってしまったとしても、それで怒られたりすることはありませんから安心して下さい。

歌が苦手なので讃美が不安なのですが・・・

賛美はコンサートではありません。上手な歌を歌うためのものではなく、神様を褒め称える気持ちを表現するためのものです。ですから上手に歌える必要はあり ません。神様が喜ばれるのは歌声そのものではなく、気持ちなのです。初めは知っている歌も少なく、歌えないことも多いかも知れませんが、歌えそうな一節だ けでも、小声でも、歌おうとする気持ちを神様は受け入れて下さいます。

小さい子どもがいるのですが、礼拝に参加できますか?

ぜひ、ご出席下さい。私たちの教会の二階には母子室があります。ガラス張りで礼拝堂がよく見える造りになっており、スピーカーから説教の声も聞こえるようになっています。お子さん達が退屈しないように玩具や絵本も用意してあります。

車イスでも礼拝に参加できますか?

教会堂自体には残念ながらスロープなどのバリアフリーの設備は整っていませんが、最大限のお手伝いや配慮はいたしますのでまずはご相談下さい。教会員の中 には介護の資格を持った専門家も数人おりますし、実際に車いすで礼拝に与って入る方もいらっしゃいます。また、礼拝堂後方にソファベッドも設置してありま すので、病気などで長時間座っている体力に不安のある方でも横になったままで礼拝に与ることができます。

礼拝には毎週行かなくてはいけないのでしょうか?

礼拝は私たちに与えられた権利であり、義務ではありません。クリスチャンには、日曜日に礼拝に行くということが習慣となっていて、ほぼ毎週礼拝に与る人も 多いですが、それは義務ではないので「休みが多いから不信仰である」などということは決してありません。仕事や病気でなかなか参加できない方もいます。参 加できない人たちの為に、私たちは礼拝において「とりなしの祈り」というお祈りをします。これは礼拝に参加できなかった人でも、参加した者と同じ恵みと祝 福を受けることができるように神に願う祈りです。「行かねばいけないから」ではなく、「行きたいから」行くという礼拝を神様は望んでいます。

聖餐式とは何ですか?

聖餐式とはクリスチャン同士の交わりを象徴する、非常に重要な式典です。主イエスが裁判所に引き渡される夜に、弟子達にこれをするように定めたものです。 教会によっては毎週の礼拝の度に行うこともありますが、私たちの教会では月にニ度(原則として第一・第三日曜日)に行います。主イエスの肉(パン)と血 (ワイン)を共にいただくことで、主の恵みを思い起こし、悔い改めを新たにする意味があります。聖餐は「心に信じ、口に告白した」クリスチャンにのみ定め られた式典ですので洗礼を受けていない方や、幼児洗礼を受けて、まだ信仰告白式を終えていない方はこれを受けることができません。短時間で終わる式ですの で、ご着席のままお待ちいただくようお願いいたします。洗礼を受けた方であれば、他の教会の教会員の方でもどうぞご参加下さい。