4月19日主日礼拝の説教要約です。
あくまで一信徒による要約ですので神学的に間違った解釈を
している場合もあり得ます。その点はご容赦いただきたく思います。
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説教要約4月19日「試練の中の生き方」
創世記40章1~8

私たちの人生に試練があるように、ヨセフの人生にも多くの試練がありました。故にヨセフの生き方を学び、その学びを自らに適用していくことが私たちにとって大切なことです。

ヨ セフは兄たちに裏切られ、奴隷として売られ、都市国家エジプトに連れてこられました。たった一人、誰も知る人のいない土地でポティファルに買われ、彼の信 頼を得て家のすべての財産の管理を任されました。しかし、ポティファルの妻の悪巧みに巻き込まれ、エジプトで一番厳しい監獄に入れられてしまいました。ヨ セフの生涯はここでまさにどん底に陥りました。しかし、ヨセフはその監獄でも監獄長の信頼を得て監獄の管理を任されました。

そんな監獄 に、エジプトの王、パロの献酌官と調理官が投獄されてきました。献酌官はパロに葡萄酒を注ぐ役割であり、調理官はパロの料理を作る役割です。この二つの役 割に共通しているのは「毒味」ということです。これは1年に2~3人が亡くなるほど危険な役割でした。また、パロの側近として政治の相談役の側面もありま した。現代で言えば高級官僚にあたります。その彼らが何らかの罪を犯しパロの怒りを買って投獄されたのでした。それがどんな罪であったかは聖書には明らか にされていません。ポティファルはその二人の世話をヨセフに任せました。ポティファルは妻のメンツのためにヨセフを投獄しましたが、完全に彼への信頼を 失ったわけではなかったのでした。

何もかもを奪われたヨセフでありましたが、決して奪われないものがありました。それは彼の信仰と人格です。ポティファルはヨセフの信仰と人格を見ていたのでした。上司は、部下が失敗したり挫折したりした時、どのような姿勢で乗り越えていくのかを見ているものです。

私 たちの永遠の上司は主イエスです。このお方は王の王です。このお方に仕えることは喜びです。潔白であったヨセフはこれ以上ない苦難に遭いました。人を恨 み、誰かを批判しても当然の状況でした。しかしヨセフはそんなことはしませんでした。むしろ仕え尽くしました。ヨセフのそんな姿勢に学びたいと思います。
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すっかりあったかくなりました。昼間は汗ばむほどですよね。でも夜は冷え込むことも多いです。体調を崩しやすい季節が続きますからご自愛下さいませ。教会でも何人か体調を崩しております。

それではまたいずれ。主にありて。
マロでした。( ・ิω・ิ )/